7か月目の状況
はい、今月で矯正7か月目に入りました。
今回はいつも通り矯正器具の付け替えなのだが、新しい矯正器具が登場した。
それは金属のリング状の物、正式にはバンドというらしい。
通常は歯の矯正は歯に直接矯正用の針金をひっかける土台の矯正装置をイメージするが、今回はバンドが登場した。
細かく言うとこのバンドの前段階はセパレートという物も登場している。この理由に関して今回は少々述べよう。
これまでの矯正器具 装着順序
繰り返しになるが、歯の矯正はいきなりがっつり エイっ!と歯を動かすものではないということは言うまでもないだろう。痛いし世の中そんなにうまくいくことばかりではない!
少しずつ様子を見ながらだ。乗り物で言うと普通に乗る場合の自転車、自動車、原チャリの加速しだしのイメージだ。 最初から加速モードではない。加速といえばそう、

話はそれたが、矯正器具の装着順序
1:初段は狭い範囲での矯正器具
上のは歯びを先に広げて目的の下の歯の矯正スペース確保。矯正器具は普通のこれ



2:矯正範囲の拡大
上下の歯。上の歯の歯並び動きに追従する形で下の歯を動かし始める 。矯正器具は普通のこれ



3:矯正範囲の拡大2
矯正器具を奥歯の方まで伸ばし全体を動かしてみてゴールのイメージを確認する。 矯正器具は普通のこれ。



4:ゴールのイメージが見えたところで、奥歯をさらに動かすため強めの矯正器具をつけるための準備。
ここで登場するのがセパレータというモノだ。セパレータというは下の絵のように奥歯と奥歯の間を分離、または隙間つくりのためのゴム状のモノ。これは後に続くリングに関係がある。
さらにこの段階で歯を抜く必要があるかないか、ある場合は何本抜くのかがほぼ決定する。



装着するときはかなりの力で押し込まれるのでまず痛い。そして、おいおいそんなに押し込んでだいじょうか?な心配があった。女性のオペレータで、”うー” とか ”よいしょ”見たいなつぶやき入る人だったので なおさら不安になったが、まあ、そんなもんかな。
5:金属のリング、バンド登場。
まずはこれだ。



今回6か月目、これを上の右最後奥歯、下の左最後奥歯に一個つけられた。セパレータはこの金属のリングをつけるための前処理だったのだ。
さらにこれと併せて、通常の矯正器具。これが今の矯正器具装着状態だ。
このリングの理由はさらに強い力で矯正の力を与えるためのもの、奥歯を虫歯治療で金属歯にしている場合、普通の矯正器具の土台がつきにくい、その補助の役目もする。。らしい。。おそらく。
リング 正直これがいままでで一番きつい。
リングの場所を見てみよう。
下の矢印のところだ。リングは前段落の ”リングの絵” のように若干歯の上にでっぱりが在るので上下の歯がぴったりかみ合わない。
- 食事がさらに困難になる。
- 上の歯のリングの内側にでっぱりがあってここがベロとこすってベロが痛い。



- 食事中はこのベロとホホ肉のところが食べ物と絡んで、べロ、ホホ肉を上下の歯で噛んでしまう、または噛みそうになることが多発してこれがめちゃめちゃ痛い。噛んだ後はベロやホホ肉の表面が若干破損して、なんというか表面がざらざらになっている感じがする。グロそうなので鏡では見ないことにしている。
- 今まで以上に食事は半噛みで飲み込むので消化に悪い。
歯を抜く準備
さらにさらに、抜く歯が決定した。 結局1本抜くことになる。
問題の下の歯(動かして歯並びにピタッとはめたかった歯)は結局移動困難、スペース確保
出来そうもないとのことなので、左右2本の糸切り歯付近を抜いて動かすよりもここ一本抜いて、左右から詰めた方が良いという判断になった。



歯を抜くのは次に矯正器具を付け替える間の1カ月間に行わないといけない。
実際矯正器具付け替え直前だと抜いた傷口がまだ塞がりきって無さそうなので2週間前までには抜いていた方が良いそうだ。猶予期間は今から2週間以内に抜かなければならない。
矯正医院でも抜歯は出来るそうだが、お勧めはいつもの歯科医院の方がいいらしい。ま、矯正歯科歯科医院の間柄もありそうだし。
そういうことで、これから歯科医院に抜歯の予約を入れることになった。
抜歯の件はまた今度にしよう。
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